こんにちは、
今回は外構工事で使用するブロックのことを紹介したいと思います。
ブロックにも色々な種類があるのをご存知ですか?
灰色の一般的なものがCB「コンクリートブロック」です。
色や模様が付いているものが、化粧ブロックです。
積んだ後に、ブロックの中にコンクリートを流し込んで
強度を出す型枠ブロック。
その他にも透かしブロックや崖などが崩れないようにするブロックも
ありますが、今回は主に家庭で使用するブロックを紹介します。
ブロックにも、穴が三つ空いた基本「きほん」 ー画像ー
頭がヨコ一線に空いている横筋「よこきん」 -画像ー
角や、始まりや終わりに使う「コーナー」 -画像ー
重さが重い重量ブロックや軽い軽量ブロック
10㎝、12センチ、15センチなど厚みがかわったり
目地というモルタルの部分が無い目地無しブロックもあります。
という3種類に区別され強度や見た目などを考え、最適なものを使用してきます。
ガーデニングを検討されているお客様にお伝えしたいのが
化粧ブロックは、とてもキレイで色・模様も選べるので門周りや外構工事にはお勧めです。
しかし、普通のCBより値段も高くなってしまします。
そこで、土の中で見えなくなってしまうものや通りから見えない家の後ろの方のブロックは、CBでも十分です。
費用のことも考え、歩いても見えづらくなる後ろの方はCBにしたいと要望をお伝えすれば職人さんも、
そのようにやって作業してもらえますので一度提案してみて下さい。
ブロックも積んだ当初は、強度もありますが
月日が経つにつれ強度も落ち
安全性が無くなってきます。
そこで、ブロックの交換時期を
紹介したいと思います。
ブロックの交換時期ですが
日本建築学会の調査によると、ブロック塀に期待する耐久年数は約30年です。
ブロック塀は、良い設計・工事で作られた物でも、常に外にあるため雨・排気ガスなど過酷な環境にあるため、約20年でブロックの内部にある鉄筋にさびが出てきます。
ーー自分で確認できるブロックの安全
セルフチェック項目ーー
※数が大きくなってく程、危険・要交換です
○第一段階
ブロックの劣化、目地のひび割れ
○第二段階
鉄筋にさびが発生する
ブロックの欠け・ひび割れから雨などが侵入し
内部の鉄筋に、さびが生じる
○第三段階
鉄筋のさびによるブロック自体にひび割れが発生する
○第四段階
ブロック表面のはがれ、さび汁による表面の汚れ
というようにブロックの状態を見て
安全性を確認出来ます。
※傾いてるブロックや、倒れそうなブロックは、
周囲をよく確認し安全に行って下さい。
心配であれば、ブロック塀の診断・安全性の点検を
受けることが出来ます。
ブロック塀診断士という資格を持った
プロが在中している施工店を
お勧めします。
いかがでしたか、ブロックの安全性も気にかけておけば
万が一の時に、大事にならないで済みます。
敷地内のブロックは、所有者である
お客様の責任になってしまいます。
お庭に安心・安全な空間を。