いやーなお庭の虫。
春〜夏にかけてお庭の虫も更に増えていきますね。
お庭に虫が多いと室内に入ってきたり、お庭の草木が虫食いになってしまったりと困ってしまうことが多いと思います。
ただ、虫対策といっても、薬品を使用したりと草木に影響があるものだと少し心配ですよね。
今回は、なるべく草木に影響の与えない庭の虫対策についてまとめてみました。
1.発生源をなるべく減らす
虫によって発生源は様々です。
基本的に土や、草木がある所に虫は寄ってきてしまいますが、お庭の目隠しの目的でもある草木をなくす事は難しいかと思います。
例えば、虫の中で一番身近にいて嫌なのが、「蚊」かと思います。
「蚊」の対策方法は簡単です。
「蚊」は、水の中に卵を産み、水の中で幼虫から成虫になります。
その為、『お庭にあるバケツ・水受けの水はこまめに捨てる。』事が必要です。
もし、水たまりに虫が湧いてしまったら、『水の表面に広がる程度の食用油を水に垂らす。』
こうする事によって、蚊の幼虫が呼吸ができなくなり蚊の幼虫を駆除する事ができます。
他にも、水の中に10円玉(銅)を入れるなどの対策方法があります。
2.お酢や草木灰を使う
お酢や、草木灰をお庭に撒くのも効果的です。
草木灰とは肥料の一種です。
量によっては、草木に影響を与えてしまう事もある為ホームセンターなどで適切な量を聞いた上で撒いてみてください。
お酢は物にもよりますが、食用酢でも効果があるようです。
こちらは、気軽に試せるので一度試してみても良いかもしれませんね。
3.虫よけのハーブを植える
ハーブには虫除けの効果があります。
人体に優しく、虫よけをする事がある事から最近では虫除けスプレーにも入っている事が多いですよね。
ハーブにも様々な種類がある為、いくつかまとめました。
・ゼラニウム
初心者向けのハーブです。
真夏と真冬以外は、基本的に花が咲くため春〜夏・夏〜秋にかけて効果的です。
真夏には、半日陰にしないと枯れてしまう事があります。
真冬には0℃以下になってしまうと枯れてしまうため、お家に入れてあげるなど注意が必要です。
・ペパーミント
感想に弱いハーブの為、少し湿った土を好みます。
特に真夏は水やりはこまめに行いましょう。
ペパーミントは根を張るスピードが早いのと、生息地域をどんどん広げてしまう為、一緒に植えている草花を枯らしてしまう事があります。
その為、他の草花と一緒に植える場合は鉢植えに植えるなどの工夫は必要となります。
また、ペパーミントには、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けてくれたり、鎮静効果で精神をリラックスさせてくれるので、食用にも好まれます。
・蚊連草
その名の通り、蚊が嫌がる植物です。
別名、ローズゼラニウムとも読みます。
蚊連草は、高温多湿が苦手なので風通しの良いお庭でしたら育てる事もできそうです。
香りが良い種類があるので、ヨーロッパでは、虫よけの為にもよく育てられる事が多いハーブです。
蚊が多いご家庭では一度育ててみる事をオススメします。
上記は初心者向けでオススメのハーブです。
他にも様々なハーブがある為、ご家庭のお庭に合ったハーブを選んでみてください。